これさえ覚えればOK! 海外旅行に必要なフレーズ20選

海外旅行は観光名所を回って名物料理を食べるだけでも楽しいものですが、現地の人々と英語でコミュニケーションを取れるとより楽しいものになります。

とはいえ、過去に英語の勉強をした事がある人には分かると思いますが、英語はすぐに身に付くものではありません。 しかし、学習する量を絞れば、日常会話程度ならすぐにできるようになるのも事実です。

日常会話では「こんにちは」「おいしいですね」「素敵ですね」程度の言葉が話せれば良いのです。大学受験やTOEICのように、「骨粗鬆症」を英語で言う必要はありません。

そのような発想のもと、「これさえ覚えておけば日常会話には困らない」という表現を厳選し、暗記しやすい例文を作成しました。これから紹介する20個の例文さえスラスラ言えるように暗記してしまえば、海外旅行で表現に困る事は無いと思います!

 

ぱぱっと暗記して旅行をより楽しいものにしましょう!

 

 

 

 

1. 今なら許してやる。やめておけ。

I’ll forgive you now. Don’t do it.

 

2. たしかにお前は強い。努力は認めてやる。ただ、技術が足りていない。

Yes, you are strong. I appreciate the effort. But the skill is lacking.

 

3. 貴様の行為はあまりに罪深い。

Your action was too sinful.

 

4. 噂通り…いや、噂以上の強さだな。

As rumored…, no, you’re even stronger than rumored.

 

5. 何のつもりだ?

What the hell are you doing?

 

6. 覚悟はできているのだろうな?

You’re ready for this, aren’t you?

 

7. 今言ったことは忘れてやろう。

I’ll forget about what you just said.

 

8. 今回は見逃してやろう。

I’ll let you off this time.

 

9. 絶対に逃がさない。

I’ll never let you go.

 

10. 私が怖いか?

Are you afraid of me?

 

11. 気に食わない態度だ。

I don’t like your attitude.

 

12. 邪魔だ。どけ。

You’re in my way. Get out of the way.

 

13. つまらぬ。

It’s boring.

 

14. 私が相手をしよう。

I’ll deal with you.

 

15. 久しぶりに楽しめそうだ。

I think this battle will be the most fun I’ve had in a long time.

 

16. 見事だ…!

Great…!

 

17. 時間の無駄だ。

You’re wasting your time.

 

18. 本当の恐怖はここからだ。

This is where the real horror begins.

 

19. 心配しなくとも、すぐに殺して楽にしてやる。

Don’t worry, I’ll kill you soon and make you comfortable.

 

20. 運命には逆らえない。お前は運命の奴隷なのだ。

There is no escape from fate. You’re slave to your fate.

 

 

 

以上、日常会話で頻出の英語フレーズを紹介しました! 

完璧に暗記するのが理想ですが、会話で一番大切なのは気持ち。多少フレーズを間違えても案外伝わるものなので、間違いを恐れず言ってみることが大切です。

相手に「殺してやるぞ」という気持ちが伝わるように、冷たい視線を送りながら落ち着いてフレーズを発しましょう!

 

それでは、楽しい海外旅行を!

 

 

 

おしりから あじさいの花が 生えている(梅雨の俳句)

 大学のトイレに入ったら、僕と入れ違いに出ていく人がいた。トイレの個室で水が流れている事から推測するに、今出て行った彼はウンチをしていたのだと思われる。ここまでは何てことの無い日常の1シーンでしかない。人間は基本的にウンチをする生き物であり、「ウンチをしている人を見た」なんて、ブログを通じて世界に発信する出来事ではない。ただ、そのトイレには明らかにおかしな点があった。水が流れている、さっきの彼が使っていたと思われる個室から、強烈なお花の匂いがするのだ。

 

 

 まさか。と思う。

 

 

 彼は、出したのか?

 

 

 おしりから、お花を。

 

 

 いや、ありえないだろう。

 

 

 おしりからお花を出すのはアイドルだけだ。

 

 

 うちの大学にアイドルが通っているなんて話、聞いたこと無いぞ。

 

 僕は今大学4年生で、4年間も同じ大学に通っていれば友達もできる。大学の無い日にわざわざ会って遊びに行くような親しい友達は数えるほどしかいないが、大学構内で会ったら雑談をする程度の仲の人ならたくさんいる。大学にアイドルがいるなんて事実があるとすれば、その情報は友達のネットワークのどこかに捕捉され、雑談の形で僕の耳に入って来るはずだ。しかし、そんな話は聞いたことが無い。「大学にアイドルが通っているが、僕の耳には届いていない」と考えるよりも、「アイドルは通っていない」と考えるほうが自然だろう。

 

 だから、さっきすれ違った彼はアイドルではない。少なくともそう考えるのが自然な考えだ。にも関わらず彼はおしりからお花を出していた。矛盾している。

 

 「彼はアイドルではない」にも関わらず、「おしりからお花を出した」。一見矛盾している事象のように思えるが、この矛盾を解決する説明が1つだけあることに気づいた。そう、彼はウンチをしている間にアイドルになったのだ。

 

 つまり、事の顛末はこんな感じだ。秋田の田舎町に生まれた彼は小学生の時にテレビで初めてアイドルを目にし、そして釘付けになった。カッコイイ衣装に見を包み、輝く笑顔で歌って踊るアイドルたちの姿を見て、雷に打たれたような衝撃を受けた。そして、いつかは俺もアイドルになりたい、と強く願った。

 しかし運の悪い事に彼の生まれは田舎町。近くにアイドル事務所などあるはずもなく、アイドル事務所のある東京に行くための電車すら通っていない。農家の両親はアイドルへの理解が薄く、「アイドルになりたいから子役をプロデュースする教室に通わせてくれ」と頼み込んでも本気にはしてくれなかった。

 だが、それで諦められるほど彼のアイドルへの憧れは弱くなかった。絶対にアイドルになってやる、誰が何と言おうと俺はアイドルになる、と思っていた。そのためのプランも立てた。この田舎町にいる限りはアイドルになる事は不可能だ。だから、とりあえず東京で一人暮らしを始める必要がある。東京の高校に行くのは両親が許してくれないだろうから、チャンスは大学に入るタイミングだ。適当な理由で両親を説得し、東京の大学に通う。そして大学に通いながらアイドル事務所にも足を運び、ずっと憧れていたアイドルになる。これが彼の考える最短ルートであった。

 このプランを立ててから、彼は勉強に精を出すようになった。彼の住む田舎町では大学に進学する人は少なく、高校生の多くは卒業と同時に就職する。大学に進学する少数派も進学先は県内の大学であり、東京の大学に進学する人数はさらに限られる。そのような事情があったので、両親を説得するには高い成績を保つ必要があった。勉強漬けの毎日が辛くなる日もあったが、投げ出す事は一度もなかった。それほど、彼の中のアイドルへの憧れは強固なものだった。

 

 時は流れ2022年。彼は大学生になった。それまでの努力が実り、無事第一志望の大学に合格できた彼は、大学進学を期に上京を果たした。

 引っ越しの翌日、彼は荷ほどきもほどほどにアイドル事務所のオーディションに応募した。この事務所は一次選考として書類選考、二次選考として歌とダンスの選考、という選考フローをとっている。オーディションへの応募書類には志望理由などを書く欄があり、その応募書類を使って書類選考が行われる。

 

 応募書類には「憧れのアイドル像」「アイドルになりたいと思ったきっかけ」「あなたが思う良いアイドルとは」などの質問項目があり、質問文こそ違うが全体として「アイドルへの憧れはどれくらいか」を判断するものとなっている。書類の書き出しこそ自分の熱意を伝えられるかを心配に思っていた彼だったが、小学生の時から内に秘め続けた憧れを綴り始めたペンは書類を書き終えるまで止まる事はなかった。その内容も見事なもので、選考官は感嘆のため息を漏らしつつ食い入るようにして読んだという。一次選考の結果はもちろん合格であった。

 

 数週間後、最終選考である二次選考が行われた。実際にアイドル事務所に出向き、歌とダンスを披露する選考である。今日で夢のアイドルになれるかが決まる大事な日であったが、選考を終えアイドル事務所から出てくる彼の顔は曇っていた。考える時間がたっぷりあり、書き直しもできる書類選考と違って、歌とダンスのオーディションはぶっつけ本番。緊張がパフォーマンスに大きな影響を及ぼす。そんなことは分かりきっていた。だから何度も練習した。ただ、アイドルになりたい願望が強いからこそ、どうしても緊張してしまい、その緊張が振る舞いに現れてしまった。

 

 オーディションを終えたその日から、何をしても手につかない日々が続いた。講義を受けていても遊んでいてもバイトをしていても、いつも頭の中ではオーディション中のぎこちない動きがフラッシュバックする。そして面接官の「結果は追って連絡しますのでお待ち下さい」の言葉が脳内で反響する。

 落ちていたらどうしよう。その不安は精神にも影響を及ぼし、毎日のようにお腹を下していた。その日も急な腹痛に襲われトイレに駆け込んだ。

 用を足している最中、どこからかお花の匂いが香ってくることに気がついた。芳香剤か何かの匂いかと思ったが、それにしては匂いが強すぎる。まるで自分の股下から直に香ってくるような――

 

 股下をふと見た時、彼は飛び跳ねそうになった。なんと、排泄物しか入っていないと思いながら目をやった便器の中にお花が入っていたのだ。同時刻、アイドル事務所で彼をアイドルとして採用する書類に判子が押された瞬間であった。その瞬間から、彼のおしりから出てくるものは排泄物からお花に変わった。チューリップにパンジーにコスモス。さらに力むとサクラが出てくる。喜びのガッツポーズをすると思わず腹に力が入り、おしりからアサガオ、ヒマワリ、キンモクセイが出てきた。

 ずっとなりたかったアイドル。ずっと夢見ていたアイドル。ずっと追いかけていたアイドル。そんなアイドルに、ついになれたんだ。便器の中の満開のお花がそれを証明している。おしりからお花を出すのはアイドルだけだ。俺はアイドルになったんだ。

 

 お尻に付着したアジサイの花びらをトイレットペーパーで拭き取った彼は、満面の笑みでトイレを後にした。

 

 

 彼が出ていったトイレは、お花の香りで充満していた。

 

 

二つ名に憧れて

こんにちは、森久保です。

 

突然ですがこれを見てくれ。

 

www.youtube.com

 

ウマ娘のcmですね。見た?

 

異次元の逃亡者...

砂塵の隼...

ですって皆さん。

 

調べてみると他にも

黒い刺客...

白い稲妻...

不死鳥...

世紀末覇王...

 

ですって皆さん!

かっけ―――――――――――

 

 

今回ウマ娘を例に挙げましたが、ウマ娘に限らず二つ名をもつキャラクターというのは多く存在します。そして、色々な作品に触れてきたオタクの皆さんなら一度は思ったことがあるでしょう。

 

自分だけの二つ名がほしい、と。

 

なんなら二つ名の方で呼ばれたい。

多分そういうのって人から呼ばれていたものがいつのまにか定着するものだと思うのですが、受け身な姿勢ではいつまで経っても二つ名なんて付けてもらえません。甘えるな。自分で考えて自分で名乗ってそれを定着させます。よーし!考えるぞー!

 

二つ名をつけるとなったとき、ほとんどの場合はそのキャラクターの特徴が二つ名となっています。しかし私にはかっこいい特徴がありません。無理やり二つ名をつけるとしたら

 

「逆張りオタク」

 

とかでしょうか。

悪口か?

 

逆張りオタク、森久保。

 

不名誉でしかないですね。自分の特徴から二つ名をつけるのは無理がありました。

 

こうなったら困った時の「ランダムな単語をいっぱい出してくれるやつ」に頼ろうと思います。

 

今回はランダム単語ガチャを使います。そこで出てきた2単語を組み合わせて二つ名にしましょう。

 

というわけで早速運命のダイスロール。

 

結果は

・シュノーケル

・満月

の2単語でした。

 

満月のシュノーケル、森久保。

 

かっこいいかも。え、いいじゃん。シュノーケルって単語の意味を知らなかったらめちゃめちゃかっこいい。ただ、シュノーケルって意味を知った瞬間にビジュアルが確定してしまう。めっちゃカッコ悪い。シュノーケルしてる姿ってめちゃめちゃキモいから。かなり嫌になってきたのでもう一度抽選します。

 

2度目の挑戦。

 

・腹たつ

・ソーセージ

 

腹たつソーセージ、森久保。

 

嫌すぎるだろ。人ですらないし。

f:id:demin:20220523012554j:image

ていうかこれだろ。

 

かっこいい二つ名を求めてるので最後にもう一度抽選をしたいと思います。

 

頼むー。

 

・左前

・改革

 

改革左前?左前改革?

 

なにそれ。

左前の改革、森久保。

なにそれ。

すごい思想。すごい思想ならもうええわ。どうもありがとうございました。

 

困ったのでDR.ハインリッヒの漫才の終わり方をしてしまいました。

 

今回二つ名を考えてみたんですが、まだ自分には二つ名を持つ資格はないのかもなって思いました。格が追いついてない。まだ逆張りオタクで我慢します。

これからも逆張りオタク、森久保をよろしくお願いします。さようなら。

【書評】オルタナティブ

 粘々ゴロリです。

 

himamogumogu.com

 この記事では、当サイト『暇を味わう』に投稿された記事『オルタナティブ』の書評をします。つまり、記事『オルタナティブ』を読みながら、僕が『オルタナティブ』について思った事を書いていく形式の記事になります。

 この記事内においては『オルタナティブ』の内容について言及していくわけですが、言及の対象となる文節は適宜引用しながら書評を行います。そのため、元記事『オルタナティブ』を読んだことが無い読者の方でも問題なく楽しめる構成を目指したつもりです。

 

 では始めます。短い時間ですがお付き合いください。

 

皆さん音楽は聴きますか?

私は聴きます。

私は聴き。こっちは黒猫のジジ。

 この部分は『オルタナティブ』における主張と無関係な部分なので読み飛ばしても問題ないと思われます。

 

私の友人に理由は忘れたのですが、音楽が聴けないという人間がいます。そういう人間も中にはいると思うのですが、そういう人間って車の運転中とか電車でなにを聴いてるんですか?

 僕は「音楽を聴けない人間」のひとりです。音楽を聴くと、その後3日間くらいその音楽が頭の中で流れ続け、作業に集中できなくなるので聞かないようにしています。

 たとえば初音ミクの消失を聴くと、向こう3日間は頭の中で初音ミクがずっと早口で喋るようになります。閑静な住宅街を散歩している時にも頭の中では「ボクは生まれそして気づく所詮ヒトの真似事だと知ってなおも歌い続く永遠の命 —VOCALOID—」という歌詞が響き続けます。読書をしても頭の中で「たとえそれが既存曲をなぞるオモチャならばそれでもいいと決意ネギをかじり空を見上げシルをこぼす」という音が鳴り、視界から入る文字の情報と混線するので読書を楽しめません。

 

 このような理由から、自分から音楽は聴きませんし、アニメのOPやEDも飛ばしますし、店内で音楽が流れている時にはそそくさと買い物を済ませて店を出る、文字通り音楽から逃げる生活を送っています。

 

 前置きが長くなりました。「音楽を聴けない人間は運転中や電車の中で何を聴いているのか?」という問いへの答えとしては、無です。歩いている時や散歩中、頭の中は空っぽの自動操縦モードです。家を出て5秒経つと脳のエンジンがエコモードになり、代わりに自動操縦モードがオンになります。ネコやカラスを見かけると「あ、ネコだ。かわいぃ~~」と、自動操縦モードから手動操縦モードへと切り替わるのですが、基本的には目的地に到着するまで自動操縦のままです。何も聴いていないし、何も考えていない。

 

私は一時期ホワイトノイズだけ聞いてた時期がありました。

 なんで嘘をつくんだろう。そんな訳ないのに。施設で育った天才児に憧れちゃったのかな。どうせ「ホワイトノイズだけを聴いて天才ぶってやろう」と厨二的な発想が湧いてきて行動に移したところまでは本当だろうけど、1時間くらいホワイトノイズを聴いたあたりで「ホワイトノイズ、つまんね~~~」って思いなおし、聴くのをやめたに決まってる。ホワイトノイズを聴いてる間の1時間、天才児になりきってるから焦点のあってない目で生活してたんだろうな(笑)

 

そういう人間たちは環境音とか雨音とか聞いてるのかな。ASMR聞いてたら面白いな。電車で知らん女の隣に座ってASMRを聞くことでそいつに耳を舐められてる感覚が味わえるみたいな。

 ASMRを聴くというのはやったことがある。散歩しながら、女の子が甘い言葉をささやいてくれるASMRを聴いた。そしたら僕に並走しながら甘い言葉をささやく女の子が横にいて、SPみたいだなって思った。5分でやめた。

 

そういうことか。普段音楽聴かない人間ってASMR聞いてる変な性癖のやつってことか。

 天才児はこんな風に雑な前提から雑な結論を出したりしない。天才児になりたいならホワイトノイズなんて聴いてないで、もっと緻密な議論の進め方というものを学んだ方が良い。

 

多くの人間には好きな音楽があって、好きなジャンルがあると思います。私にも好きな音楽ってのはあって、今回はその話をするから聞いてください。 歪んだ音って最高。

(中略)

好きな方法で楽しませろ。私は3万のイヤホンもEarPodsも使って音楽を聴くし、昔の映画だろうとBlu-rayがあればBlu-rayで見ます。

 なんかオタクがごちゃごちゃ言ってますわ(笑)

 

 

 

 オタクがごちゃごちゃ...言ってますわ(笑)(笑)(歓喜)(笑)(歓喜の舞)

 

 僕はオタクがごちゃごちゃ言ってるのを見るのが好きです。気持ち悪いから。でもこれは正しくて良い気持ち悪さです。

 

 こんなに良いものがあふれる世界で、正しく育ったら好きな物のひとつやふたつ持つようになると思います。子供をどう育てたいかという目標によって何が「正しい成長」で何が「間違った成長」になるかは変わりますが、僕は「好きなものを持った大人になる」のが「正しい成長」のひとつだと思っています。

 

 しかし、世の中には自分の好きなものを隠して、社会に適合するのが正しいような風潮があります。それぞれの「好き」という感情を殺し、みんなが良いと言っているものを良いと言い、みんなが認めていないものは認めない姿勢を保つことが正しいとされている風潮があるように思います。そんな風に「好き」のチューニングを他人のそれに合わせて生きていると、「好き」という気持ちの感度が悪くなってしまいます。やがて、自分は何が好きで何が好きでないのかが分からない人になってしまい、僕はそんな人は文化的に劣った人だと思っています。

 

 だから、好きなことについてごちゃごちゃ語っているオタクを見ると安心します。文化的にある程度成熟している人がいるのを見ると安心する。そしてそんな風に自分の好きな物を分かっているオタクを見ると、「汝に幸あれ」と思いますし、額にキスをしたくなる。僕は気持ちの悪いオタクが「好き」です。

 

それがオルタナティブってことですよね。←絶対違うwww

 汝に幸あれ。チュ♡

 

 

オルタナティブ

こんにちは、森久保です。

 

皆さん音楽は聴きますか?

私は聴きます。

私は聴き。こっちは黒猫のジジ。

 

 

私の友人に理由は忘れたのですが、音楽が聴けないという人間がいます。そういう人間も中にはいると思うのですが、そういう人間って車の運転中とか電車でなにを聴いてるんですか?無音?私は一時期ホワイトノイズだけ聞いてた時期がありました。そういう人間たちは環境音とか雨音とか聞いてるのかな。ASMR聞いてたら面白いな。電車で知らん女の隣に座ってASMRを聞くことでそいつに耳を舐められてる感覚が味わえるみたいな。リアルに想像ができてかつ背徳感もあって良いみたいな。そういうことか。普段音楽聴かない人間ってASMR聞いてる変な性癖のやつってことか。わかりました。はい、一旦その話は終わりで、多くの人間には好きな音楽があって、好きなジャンルがあると思います。私にも好きな音楽ってのはあって、今回はその話をするから聞いてください。

 

歪んだ音って最高。

 

調べたらオルタナティブってジャンルらしい。自分が表現したかったものを一言で言い表せる言葉があったときほど嬉しいことはないですよ。

 

そんな簡単に音楽をジャンル分けしていいんか?それぞれ全然違う音楽だが?

 

一人でこうやって記事を書いたり喋ったりしてると必ず対立意見を唱えるやつが出てくる。そういう輩はスルーしましょう。ジャンルとかは置いといてとにかくそういう音楽いいよねって話。最近聴いてたのはSACOYANSとかTAWINGSとか。Lavaloveもこのグループ入れていい?全部良いので聴いてください。今。

 

急に話が変わるんですけど、フリクリってアニメがめちゃめちゃ好きです。このアニメはそもそも古いってのもあるんですけど、作品の雰囲気、線の感じ、音楽にオルタナティブ感みたいなのがあって死ぬほど最高。多分この人はオルタナティブって言葉を最近覚えたから使いたいだけだし使い方も間違ってると思う。雰囲気は伝わってるだろうから良しとしてほしい。

 

話を戻して、そういう音楽聴く時の装備の正解って何ですか?3万ぐらいするイヤホンで聴いてるんだけど合ってる?逆に安いイヤホンで聴くのが通。みたいなのがあったらどうしよう。昔の映画はBlu-rayで見るより逆にDVD、なんならVHSで見る方が味があるみたいな。やかましいな。好きな方法で楽しませろ。私は3万のイヤホンもEarPodsも使って音楽を聴くし、昔の映画だろうとBlu-rayがあればBlu-rayで見ます。

 

それがオルタナティブってことですよね。←絶対違うwww

幽霊とか豆板醤の話

こんにちは、森久保です。

 

皆さんはゾンビって見たことありますか?私はありません。ゾンビっていったら顔色が悪くて薄汚くて手を前に伸ばしながらさまよってるイメージ。臭そう。

 

皆さんはキョンシーって見たことありますか?私はありません。キョンシーっていったら中国の妖怪で顔にお札が貼ってあって手を前に伸ばしながら跳ねてるイメージ。あとキョンシーコスプレってだいたいかわいい。

 

皆さんは幽霊って見たことありますか?私はありません。幽霊っていったら足が無くて白い服と三角巾みたいなのかぶってる。恰好ほぼ給食当番じゃん。今「きゅうしょくとうばんじゃん」を変換したら「給食豆板醤」に変換された。給食豆板醬ってなに?給食に豆板醤が出たってこと?主食主菜副菜全部豆板醤ってこと?豆板醤ご飯と豆板醤スープと豆板醤焼きと豆板醤。豆板醤中学校。ていうか豆板醬とコチュジャンの違いって何?どっちも辛い泥みたいなやつだよね。豆板醤中学校の姉妹校、コチュジャン中学校。豆板醤中学校は厳格な校風の学校。赤い制服、金の線が入ってる。コチュジャン中学校は自由な校風。昔は仲の良かった双子の姉妹がそれぞれの学校に進んで、そこで友達ができてなんとなく距離を感じるようになっちゃうって話が読みたい。そういうのある?そういうのをください。今年の誕生日には。

そういう話ではなかった気がするな。幽霊の話をしてたのにちょっと複雑な姉妹の関係性の創作を求める人になってしまった。

話をちょっとだけ戻すと、幽霊って手を前にだらんと伸ばしてるイメージ。

で、ゾンビとキョンシーと幽霊ってみんな手を前に出してるよねって話がしたかったんだ。なんで?ちなみにこれに関して結論を持っているわけではないので疑問を投げかけるだけで終わりです。そういう記事があってもいいと思う。「○○の年齢は?出身地は?顔は公開してる?」っていう記事で気になりますよね。で終わる記事があってもいいと思う。嘘です。そんな記事は無くなったほうがいい。というわけで適当に結論を書いておくか。結論というか特別知識があるわけじゃないので調べたことをまとめておく。

まずキョンシー。中国の文化で葬式は故郷でやるものっていうのがあって、出稼ぎとかで遠くに行って死んだ人の死体を故郷まで運ぶ必要があった。そこで道士っていう人たちの出番で、道士が術をかけると死体はそのあとをついて歩くという怪談というか伝承みたいなものがあったらしい。それがキョンシーのあのビジュアルの元なんですね。それを現実的に解釈した本によると、複数の死体を一度に運ぶ方法として死体を前ならえさせて並べる。その腕の下に竹を通し竹と腕をくくる。そうして運ぶと死体が前ならえして道士の後をついて歩いているように見えるってことらしい。竹がしなってジャンプしてるようにも見えるかもね。キョンシー、ゾンビ、幽霊全部手が前向いてるとはいったけど、ゾンビは手のひらが見えてて幽霊は手の甲が見えててキョンシーは指先までまっすく向いてる。その死体運搬方法のせいでそのポーズになったとしたら納得ですね。

幽霊とかはそういう絵が昔描かれてそれが一般化したってのは一番ありそうだけど、そもそもどうやってその絵が描かれたのかっていうのが問題ですね。死んでるものだから力の入ってない様子を表現したくて手がだらんと垂れてる描き方をしたとか。それなら手を下ろしててもいい気がする。幽霊のイメージの元になった絵とか本当にあるんかと思って調べたらそれっぽいのが出てきた。でも別に手を前に出してだらんとしてない。ただどれも手の甲しか書かれてない。確かに、考えてみると手のひらが見えるような絵を描こうとするとバリヤードみたいになってしまうのかもしれない。バリヤードみたいな日本画は見たことがない。手の甲ってイメージが先行して手の甲を見せるあのポーズになったのかも。

ゾンビは正直どうでもいい。ゾンビといえば人を襲ってるシーンだから人を襲うときに手を前に出しててそれがゾンビのイメージになっただけだと思う。「ゾンビといえば靴の中に入った石が気になってるっていうポーズだよね」なんて人はいないと思う。それだけです。ゾンビの話は終わり。臭いし。

という感じで一応それぞれに結論みたいなものを出してみた。キョンシー、幽霊、ゾンビ、3つとも人が死んだ後のものでそれが同じようなポーズをしている。実は共通のモデルとなった「人が死んだ後に現れる妖怪」みたいなものが実際にいて、それを昔の人が見たから全然違う地域なのにこういう怪談が生まれたみたいなそういう話があったらとても良いなって思いました。

そういう話をください。今年の誕生日には。

脳浴

 PCで文字を打っているとき、「能力」と入力するつもりが、「R」キーの押し込みが甘かったのか「脳浴」になった。すぐに2文字消して「能力」と打ち直せば良いところを、なぜか僕はキーボードを叩く手をとめ、目の前のモニタに表示された「脳浴」の意味を理解しようとしてしまった。

 

 脳浴? 脳浴ってなんだ? 「温浴」は温かいお湯に浸かる行為を意味する言葉だ。「海水浴」は海水に浸かる行為を意味する言葉だ。他にも外気に身体を包ませる「外気浴」なんて言葉もある。という事は「脳浴」は、脳の中に浸かる行為を意味する言葉なのかもしれない。

 続けざまに、僕の脳は最悪な光景を妄想する。全裸になった僕が家の浴室のドアを開けると、いつも使っている浴槽の中にお湯ではなく脳が入っている。60人分くらいの脳が浴槽の中にミチミチにつまっている。僕はその中にゆっくりと右足を差し込む。あまり勢いよく足を突っ込むと、下の方にある脳を踏みつぶしてしまうから注意が必要だ。慎重に脳をかき分け、右足の親指が浴槽の底に着いたことを確認したら、これまた慎重にかかとを着ける。右足の裏が完全に浴槽の底に着いたら次は左足だ。両手で浴槽のふちをしっかりとつかみ、ゆっくりと左足を脳たちの中に挿入する。浴槽のふちは脳から出る謎の汁でぬめぬめになっていて、気を抜くと手を滑らせてしまうから気を付けなければいけない。

 両足が入ったら、次は体をゆっくりと浴槽に入れる。このときも尻で脳をつぶしてしまわないように注意する。全身が入ったら、身体にまとわりつく脳の感触を感じながら「ふぅ~」と息を吐く。脳の生暖かさが気持ち良い。

 

 生臭い浴室の中の、脳で満たされた浴槽の中で今日1日の出来事を振り返る。今日は何があったっけな、お昼に友達にウケ狙いで言った冗談、冗談だとしても友達を不愉快にさせちゃったかもしれないな、今後は気をつけなきゃ。なんてことを、適当な脳を撫でまわしながら考える。

 

 そういえば今日のミスはやらかしたなぁ。先週も同じミスしちゃったよなぁ。先輩はよくあるミスだから、って笑ってくれてたけど、さすがに2回も同じミスをするのは情けない。次から気を付けないと。何回同じミスを繰り返せば学習するんだろうなぁ、自分。嫌になるよもう。そんなことを思いながら、目の前の脳に顔をおしつける。脳のふっくらとした感触を鼻で感じつつ、1分くらい反省したら、もうこの反省はおしまい。失敗から学習する事は大事だけど、失敗そのものは引きずってても何の得もない。失敗から得た教訓だけを胸に刻んで、失敗そのものを忘れる事も大事だ。

 「...よし!」とわざとらしく声を出した後、 浴槽の下の方に溜まっている脳汁をすくい上げ、顔にバシャッとかける。パシ、パシと両頬を2回たたいて自分を鼓舞する。明日から頑張れば良い。今日の失敗はもう忘れて、リラックスした後にちゃっちゃと寝ちゃおう。

 

 リラックスするために肩までしっかり脳に浸かる。目線が下がったことで脳の表面のシワがよりはっきり見えるようになった。複雑に入り組んだシワの模様を見ていると吸い込まれそうになり、なんとなく目の前の脳にぷちゅりと指を刺してみた。人差し指を生暖かい液体が包む。くちゅくちゅとほじくってみた後、指を抜いて舐めてみた。薄い塩気のある味がする。体液の味だ。

 

 脳シワ迷路で遊びたい気持ちもあったが、若干のぼせてきたので浴槽から出てシャワーを浴びる。脳汁が身体や髪に付着したまま放置するとカピカピになって不快だからしっかり洗い流さないといけない。

 

 

 

 ...ハッとする。虚ろになっていた僕の目に光が宿る。時計を見ると「脳浴」とタイプしてから3分が経過していた。気持ち悪い妄想に貴重な人生の3分間を費やしてしまった。こういう無駄な時間の積み重ねが人生の質を下げるんだ。

 

 でも、脳浴、普通にちょっと気持ちよさそうではある。死ぬまでに1回はやってみたいなぁ。